中高年になると、多くの方は血圧が気になりはじめ高血圧の患者さんが増えます。
血圧の数値はいくつから高血圧であるのか?
昔と現在では数値はかなり変わってしまっています。
昔であれば年齢数に90を加えた数字よりも低ければ、血圧は正常という診断法が通っていた時代もありました。
高血圧の数値
時代によってその数値も何度か変わったのですが2016年現在での高血圧の数値は、どこからが高血圧なのか?紹介していきたいと思います。
【正常高値血圧の数値】
最高血圧(mmHg):130~139
最低血圧(mmHg):85~89
ここまでは正常
以下から高血圧です。
【グレート1高血圧(軽症)の数値】
最高血圧(mmHg):140~159
最低血圧(mmHg):90~99
【グレート2高血圧(中等度)の数値】
最高血圧(mmHg):160~179
最低血圧(mmHg):100~109
【グレート3高血圧(重症)の数値】
最高血圧(mmHg):180以上
最低血圧(mmHg):110以上
となります。
高血圧の症状
高血圧はほとんど自覚症状がありませんが、高血圧になると以下の症状が出ることが多いです。
頭痛
頭重感
めまい
耳鳴り
肩こり
動悸
息切れ
症状が進むと
動悸
呼吸困難
胸痛
むくみや夜間尿
足の痛みやしびれ
このような症状が出たときは、高血圧が進んだ表れでかなり注意が必要です。
次回は、高血圧の原因や予防・対策について紹介していきたいと思います。