前回は、3大健康要素の一つ食事について説明しましたが、今回は3大健康要素の睡眠について役立つ情報を提供していきたいと思います。
睡眠の恩恵
睡眠は一言でいえば、脳や体のメンテナンス作業と言えるかも知れません。
睡眠中には、新しい細胞の再生や日中に傷ついた細胞の修復、ストレスの軽減、記憶の整理、免疫力を高める、 生活習慣病の予防など様々なことを行ってくれます。
睡眠中には若返りホルモンと呼ばれている成長ホルモンがたくさん分泌されることから、若返りの効果もあると言われています。
このように睡眠にはたくさんの恩恵があります。
何時間寝るのがベストか?睡眠の理想時間
睡眠時間は少なすぎても、多すぎてもいけません。
アメリカの研究調査では、7時間の睡眠がもっとも理想の睡眠時間でそれより多くても少なくても寿命が短かくなるという研究結果があります。
しかしこれには個人差があり、あくまで統計上の結果にすぎません。
睡眠時間が少なくても健康な人もいれば、10時間は寝ないと体調が悪いという人もいます。
他にも年齢がいくにしたがって睡眠時間が短くなる傾向にあります。
このように睡眠時間には個人差がありますから、あくまで平均的には7時間くらいが理想の睡眠時間ということになります。
良質な睡眠をとる方法
良質な睡眠をとるには、寝る前の状態がとても大切になります。
副交感神経を優位にして、リラックス状態にしていることが望ましいです。
良質な睡眠をとるためには、体を動かしたり、パソコンやゲームをしたりと交感神経を高めるようなことはしないでください。
副交感神経を優位にする簡単なことは、ぬるめのお風呂にゆっくり入ってリラックスすることです。
ゆったりと風呂に入って風呂から出て30分くらいして寝ると良い睡眠がとれると言われています。
他にも血糖値を下げた状態で寝ると、成長ホルモンの分泌が盛んになることがわかっています。
就寝前には、食事をせずに空腹状態で寝ることで成長ホルモンの分泌を高めることができます。
規則正しい生活
あと忘れてならないのは、規則正しい生活をこころがけることです。
昨日は午後10時に寝て7時間寝ました、今日は明日休みだからと午前3時に寝て7時間寝ました。
同じように7時間寝ていても、寝る時間が変わることで体内時計が狂ってしまいます。
不規則な睡眠は不眠症の原因にもなります。
良質な睡眠をとるためには規則正しい生活をこころがけることも大切になります。